2009年1月に活動を開始した「がん政策情報センター」は、患者関係者を支援することでより良い医療が実現することを願い、ミッション・ゴール・活動内容などを設定し、運営しています。
【ミッション】
がん政策情報センターのミッションは、「患者・市民が政策立案プロセスを主導することにより、最上の医療を社会全般に実現すること」です。
このミッションに基づき、下記のような活動を行っています。活動のモデル図はこちら。
【最終ゴール】
最終ゴールは、ミッションにあるように「最上の医療を社会全般に実現する」です。
国の「がん対策推進基本計画(第2期、2012~16年度)」は、「死亡率の削減」「生活の質(QOL)の向上」「がん患者が安心して暮らせる社会」の3つを全体目標としています。当センターの“最上の医療”の当面の具体的な姿として、国の目標をゴールにします。
がん政策情報センターは、こうした成果(アウトカム)を達成するために、貢献をしたいと考えています。
【中間ゴール】
最終ゴールに至る途中の中間ゴールとして、ミッションに基づき、「患者・市民が政策立案プロセスを主導すること」によって、「よりよい施策・対策が実行されること」を設定しています。
・国と地域のがん対策の各分野において、患者アドボケート*が立案や実施に参画しリード(牽引)すること
(注 患者アドボケート=政策提言や実践活動をする患者・家族・遺族・患者関係者)
・患者アドボケートが「六位一体*モデル」により、がん対策のステークホルダー(関係者)をまとめ、リード(牽引)すること
(注 六位一体=患者、議員、行政、医療提供者、民間、メディアの6つの立場が一緒に協働作業を行うこと)
・その結果、がん対策における施策と計画および実践が、改善するという成果(アウトカム)が生まれること
--がん政策情報センターは、これらが実現するための支援活動を行います。
【活動内容】
中間ゴールが達成されるための支援として、具体的には下記のような活動を実施します。
〔活動1〕六位一体の協働の場の提供
・「がん政策サミット」の開催
患者を中心に六位一体のかたちで協働してがん対策を考える場となる「がん政策サミット」を開催します。
これまでの「がん政策サミット」の内容については、こちら。
・地域の協働活動の支援
地域で開催されるがん対策に関するイベントや会議などを支援する活動を検討していきます。
〔活動2〕アドボカシーとネットワーキングの支援
・アドボカシー*ワークブックおよびツールキットの作成・発行
(注* アドボカシー=政策提言や実践活動)
・患者アドボケート内のメーリングリストの運営
・メールマガジン「がん政策レター」の発行
〔活動3〕情報の収集と提供
・「格差データ」の収集、加工、提供
都道府県別のがんの死亡率、死亡率改善率、医療資源など
・政策データの収集、加工、提供
都道府県がん対策予算、都道府県のがん対策状況など
・ゴールに関するデータの収集、加工、提供
最終ゴールと中間ゴールの成果、がん政策情報センターの活動の結果など
がん政策情報センターは、(1)独立・中立の立場、(1)患者・市民支援のミッション、(3)設立以来の患者支援の実績、に基づき上記の活動を発展、深化させていくことを活動方針としています。
⇒「がん政策情報センターの活動の背景」は、こちら
(参考)
がん政策情報センター第1期の成果については、「がん政策情報センタープロジェクト 第1期(2009~11年)報告書」をご覧ください。また、「第1期評価委員会報告」もご参照ください。
更新日:2012年04月25日