私たちのプロジェクトが生まれた背景

私たちは次に挙げるような現状を解決するために、「医療者と患者と家族の間の潤滑油となり、正しいがん情報の提供と、がんであっても患者・家族が前向きに生活する為のお手伝いをする人材」の育成が必要だと考えています。

こうした人材を「ICサポーター (*) 」と位置づけて育成しながら、もう一方で「ICサポーター」が活躍できる環境を整えるのが、私たちのプロジェクトです。
(*) インフォームドコンセントサポーター

  • 医療者の説明や治療方針に対し、患者・家族が正しく理解出来ていない現状がある。
  • 医療者は限られた時間の中で、患者・家族の対応に追われ、疲弊している。
  • 患者と家族の間で接し方に問題があっても相談するところがない。
  • 患者、家族の心に寄り添い、身近に心の緩和を受ける人が居ない。

私たちの目標と計画

この「ICサポーター」の養成プロジェクト」は3年計画で、初年度のゴールは次の通りです。

  • 「ICサポーター」30人の育成(医師、看護師、薬剤師、心理士、保健師、患者、家族等)
  • がん拠点病院(4病院対象)の地域連携室スタッフへ「ICサポーター」の活動説明会の開催
  • 「ICサポーター」の利用法について、利用者対象の説明資料(チラシ、冊子)作成
  • 各医師会、看護師会、薬剤師会への「ICサポーター」の活動説明会を開催

以上のような目標を達成しながら、「ICサポーター」の育成が、岐阜県内のがん難民化問題を解消する有効な手立てとなるようにつとめたいと考えています。

また、3年後以降には「ICサポーター」を近隣の県で展開することも視野に入れています。近隣県の診療拠点病院の詳細情報を誰でも検索可能とするよう、インターネットを利用したサービスの運営なども考えられます。このように、本プロジェクトは患者家族が必要な、心のサポートと情報を提供する事を最終ゴールとしています。

これらの目標を達成するために、がん患者とその家族、医療や行政に携わる人々、地域の方々とつながりながら本プロジェクトを進めていきます。

こんな動きにつなげたい・こんな効果を引き出したい

  • 「ICサポーター」養成講座を40人が受講する。
  • 「ICサポーター」養成講座を30人が修了し登録する。
  • 新聞、テレビ等2社以上が、「ICサポーター」についてとりあげる。
  • リレーフォーライフ中部大会にて、アンケート有効回答を得る。
  • 医療関係者向けの「ICサポーター」説明会に、拠点病院の地域連携室の職員等が参加する。

私たちに注目してください

私たちは、地域の皆さんとコミュニケーションの場を設けます。インターネットなどを通して発信される私たちの動向に、どうぞご注目ください。

  • 「ICサポーター」養成講座募集要項作成します。
  • 「ICサポーター」養成講座募集要項を記載した、チラシを作成し配布します。
  • 「ICサポーター」希望者を公募します(2009年10月初旬)。
  • リレーフォーライフ中部大会にて、「ICサポーター」の説明を行います(ブース出展)。
  • アンケートを実施します。
  • 「ICサポーター」育成カリキュラムを作成します(10月20日作成終了)。
  • 「ICサポーター」養成講座開催 (全6回予定)。
  • 患者家族配布用の説明資料1,000セット作成します。
  • プレス発表(12月中旬 中日新聞、地元TV放送局合計2社)。
  • 医療関係者への説明会を行います(12月に2回 拠点病院地域連携担当、医師会、看護師会等)。
  • 患者用資料を配布します(拠点病院4カ所、ホスピス、在宅医、患者会)。

本プロジェクトは、私たちが進めます。(かっこ)内は所属を表しています。

  • 横山 光恒(NPO法人副理事長)
  • 臼田 高夫(NPO法人理事長)
  • 永井 知子(健康支援ディアス代表)
  • 服部 義典(会社経営)

メンバーからのメッセージ

患者と家族と医療。これらをつなぐ線を、ICサポーターが支えます。
目指すのは「気持ちの一致」です。

横山さん  Informed Consent とは、医師からの説明に対する患者の同意を意味します。同意とは「気持ちの一致」を言います。私たちが育成をめざす「ICサポーター」とは、患者に寄り添って気持ちの一致を促す役割の人を指します。

私が患者として告知を受けた直後は、医師や家族とのコミュニケーションのはざまで強い孤独を感じていました。いま考えれば医師には時間の制限があり、私も家族もそれぞれの不安を抱えていたのだと分かります。しかし闘病の渦中では、患者の精神的な孤立は病気との闘いの足を引っ張るのです。状況を打破するには第三者の支援が必要です。

ICサポーターには、医療資格を持つ方を中心に幅広い方々になって頂く考えです。がん治療環境を良くするには、私のような民間の人間もやれるところから行動を起こす必要があるでしょう。ICサポーターというアイデアを中心として、患者と家族、医療提供者や行政の方々との関係を築きながらプロジェクトを進めていきます。

(横山 光恒:NPO法人副理事長)

関連リンク

支援や協力の得られる団体

  • NPO法人がんサポートセンター
  • NPO法人日本ケア・カウンセリング協会
  • NPO法人がん患者団体支援機構
  • がん患者サポートプロジェクト
  • リレーフォーライフ中部実行委員会
  • NPO法人ミーネット
  • 財団法人日本対がん協会等多数
  • 岐阜大学付属病院
  • 岐阜県立医療センター
  • 岐阜市民病院
  • 大垣市民病院
  • 岐阜県立多治見病院
  • 高山赤十字病院
  • 社会医療法人厚生会木沢記念病院
  • 岐阜中央病院
  • 東海中央病院
  • 岐阜県 健康福祉部

以下の予定でプロジェクトを進めます。

8月 上旬 カリキュラム作成開始・募集要項チラシ作成開始
利用者への説明資料作成開始
ミーティング
下旬 ミーティング
9月 上旬 ミーティング
中旬 ICサポーター講習開催の広報
募集チラシ作成完了、配布開始
10月 上旬 カリキュラム最終調整(ミーティング)
RFL中部大会にてアンケート実施
中旬 カリキュラム完成(ミーティング)
下旬 第1回講習会(テーマ:「ICサポーター」に必要なもの)
第2回講習会(テーマ:体感!マインド・フィットネス)
11月 中旬 第3回講習会(テーマ:がん患者の想いを知る)
第4回講習会(患者の本音を聴く)
12月 上旬 利用者への説明資料完成(ミーティング)
中旬 第5回講習会(テーマ:患者の自己決定を支援する)
第6回講習会(テーマ:セルフコーチング~あなた自身でいてほしい)
下旬 病院説明会2回(ミーティング)
各病院に利用者用説明資料配布

本プロジェクトへのお問い合わせは、下記までお願いいたします。

  • 申請代表者氏名:服部 義典
  • 住所:岐阜県大垣市鳩部屋町35番地
  • 電話:0584-82-1278 FAX:0584-82-1278
  • E-Mail:hattori@weltechnos.co.jp
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じゅうろくプラザで「IC(インフォームド・コンセント)サポーター」養成講座を開催しました。患者・家族の不安や負担を和らげ、がんと共に生きるための支援をする人材として、「ICサポーター」を養成していきます。

2009年11月15日

じゅうろくプラザで「IC(インフォームド・コンセント)サポーター」養成講座を開催しました。患者・家族の不安や負担を和らげ、がんと共に生きるための支援をする人材として、「ICサポーター」を養成していきます。