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がん政策サミット2014(最終回) 開催レポート

  「がん対策の国の取り組みについて ~最近の動向を中心として~」
 厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 がん対策推進官 江副 聡さん

中間報告を踏まえて3期計画策定へ

 がん対策基本法が2006(平成18)年に成立して8年ですが、これによってがん対策推進協議会で「がん対策推進基本計画」を作り、それを元に都道府県が推進計画を立てるという大きな枠組ができました。法律の中で患者さんの参画がうたわれ、ユーザー側の視点から施策が進んできたという面では日本のがん対策は他の領域に加えて進んでいると考えています。

 第2期の計画では、重点課題としては小児や働く世代の対策、それから個別の施策分野ではドラッグ・ラグの解消、小児がん、がん教育、がんと就労の問題が加わっています。また、希少がん対策についても今年度中に検討の枠組みを作りたいと考えています。がん診療提供体制としては、従来の拠点病院については充実した内容を求めつつ、空白地域では、基本的な機能を備えた「地域がん診療病院」を設置し、特定の領域に強い拠点病院の指定を来年度から行います。がん患者の就労については検討会を今年2月に立ち上げ、夏までに課題と対策をとりまとめて具体的な施策を進めていきたいと考えています。

 PDCAサイクルを回していくことが、新たな基本計画のポイントになっています。4月の協議会で公表した約90の指標で進捗を調べ、さらに課題の抽出に結びつけて改善していく体制を作っていきたいと思っています。都道府県での計画、指標の策定にも活かしていっていただければと思います。

 今後の中期的な議論の進め方ですが、一つは、今後のがん対策の方向性に関する検討を進め、27年春頃には一定の方向性をまとめたいと思っています。それから中間評価についてはこの4月に指標が決定しましたので、それに基づいて評価測定を進め、来年6月を目途に中間評価を行って改善を進め、3期の計画につなげたいと思います。皆さま方と交流をさせていただき、一緒にがん対策を進めたいきたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。
( 医療ライター・福島安紀 )



  当日プレゼン資料: がん対策の国の取り組みについて ~最近の動向を中心として~ (1.1MB)


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(更新日付:2014年06月17日)

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