静岡県子育て世代の女性特有がん検診受診率向上プロジェクト
トピックス
プロジェクト概要
2010年の活動について
活動レポート~地域から生まれる好事例2010~(抜粋版:静岡)
活動レポート
「子育て世代の女性特有がん 検診受診率向上プロジェクト」参加レポート
私たちのプロジェクトが生まれた背景
晩婚化、出産の高齢化に伴い、40歳以上でもまだ子どもが小さいという母親が増えています。そのため、女性特有がんの発症リスクが高まっている年齢にもかかわらず、がん検診を受けづらい状況にある女性が増えているようです。
このような女性は、子どもが小さいことや、慣れない検査への恐怖心などの理由で、がん検診を受けることが後回しになり、受診のタイミングを逃しています。このため、検診を受けられないまま放置している女性が潜在的にかなりの数にのぼることが考えられます。
そこで、乳がん検診などの定期的な受診の必要性を子育て中の女性に訴えるとともに、ハードルとなっている要因を取り除くために、「子育て支援乳がん検診(託児つきの乳がん検診)」の試みや正しい検査の情報提供(例えば、マンモグラフィーへの恐怖心を減らす情報提供)をする必要があります。これにより、女性特有がんを早期発見できる人が増えることが期待されます。
私たちの目標と計画
・子育て世代(20〜40代)の女性に、女性特有がんの検診を受けることの必要性を啓発します。
・「子育て支援乳がん検診(託児つきの乳がん検診)」の存在を、子育て世代の女性に、広く周知させます。
・「子育て支援乳がん検診」を定着させ、「乳がん検診」のみならず「子宮がん」にも託児つき検診を定着させるべく、医療機関に働きかけます(目標:10カ所)
・女性特有がんの検診の必要性を若い世代に理解してもらい、共にそのことを社会にアピールしていくメンバーを募ります。
・2011年末には、子育て世代女性のがん検診受診数が20%アップしていることを目標とします。
これらの目標を達成するために、がん患者とその家族、医療や行政に携わる人々、地域の方々とつながりながら本プロジェクトを進めていきます。
こんな動きにつなげたい・こんな効果を引き出したい
・プレ調査を実施することで、託児付の検診に対する気づきが生まれます。検診受診率増加への糸口として、約90%の方に必要性を認識していただきます。
・「子育て支援乳がん検診」の実施を要望することにより、行政や医療機関で「子育て支援乳がん検診」を実施するための検討が開始されます。
・女子大生を中心とする学生や若い一般人への検診の意識啓発率を10%アップさせます。
・「NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ」のウェブサイトで、女性特有がんの検診を訴求します。上記ウェブサイトには毎月平均5万人が訪問しますので、大きな訴求効果が予想されます。
・浜松オンコロジーセンターで、毎月「子育て支援乳がん検診」を実施し、各回5名に託児つきで検診を受けていただきます。2010年は、1年間で60人の受診者を想定しています。
・シンポジウム参加者に、女性特有がん、およびがん検診についての知識と啓発意識の共有をしていただきます。その結果、参加者自らが媒介となって、がん検診促進のネットワークづくりをしていくといった二次的な波及効果が期待できます。
私たちに注目してください
私たちは、地域の皆さんとコミュニケーションの場を設けます。インターネットなどを通して発信される私たちの動向に、どうぞご注目ください。
・2010年1月より毎月1回、浜松オンコロジーセンターとの連携による、「子育て支援乳がん検診」を実施します(5人×12回=60人:年間の検診受診者を想定)。
・プレ調査:浜松市内で託児付検診を行っている病院・診療所等があるかを調査します。あわせて子育て中の親の検診における意識調査を実施します(アンケート調査:2010年1〜3月に実施予定)。
・浜松市内で活動している子育てサークル・団体(約110団体)に、「子育て支援乳がん検診」の存在を訴え、広報します。そのための、広報紙や広報ツールを作成・配布してキャンペーンを行います(4〜9月に実施予定)
・10月に、ピンクリボンキャンペーンに時期をあわせ、「NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ」のウェブサイト内に、専用ページを作成し、公開します。
・浜松市内の大学祭にて、ブース等を設置して啓発資料を配布し、乳がん検診や子宮がん検診の必要性を訴える啓発キャンペーンを行います(約500人対象)。
・秋に浜松市内にて上記の活動を総括するシンポジウムを開催し、医学的な裏づけのある情報共有と、活動への一層のモチベーション向上を目指すと同時に、プロジェクト参加者の横のつながりを強化します(参加者約100人を予定)。その他啓発ツール(*)の企画や、子育て支援の検診を行う医療機関の増設のための啓発を実施します。
(*)随時、母子健康手帳と共に保管でき、検診の時期がセルフチェックできる
メンバーの紹介
本プロジェクトは、私たちが進めます。(かっこ)内は所属を表しています。
・原田 博子(NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ理事長)
・鈴木 里枝子(NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ)
・佐藤 真琴(一般社団法人ピア代表理事)
・渡辺 亨(NPO法人がん情報局理事長)
メンバーからのメッセージ
なぜ子育て世代の女性はがん検診を受けないのか?
理由を探り、障壁を取り除くことが必要です
子育て中の女性は、どうしても子供や家庭のことを優先してしまい、自分の体のことは後回しになってしまいがちです。でも、実際には20~40代で、子宮頸がんや乳がんになる人はいますよね。私の周りでも、見つかったときには末期の乳がんで、亡くなった方がいました。
私にも子供がいますが、小さいお子さんのいる母親が、検診を受けずに進行がんになったら、家族みんなが大変です。早期がんと進行がんでは、治療費の差も非常に大きいのに、そういったことは意外と知られていません。
いま、子育て世代の女性が、がん検診を受けていない理由を調査中です。アンケートでは、「子供の預け先がない」「検診を受けられる医療機関がどこにあるかわからない」「費用がどのくらいかかるか心配」といった声があがってきています。モデル的に実施している託児つきの乳がん検診は非常に好評ですので、こういったモデルを医療機関や行政にも提案していけたらと思います。
なかには「女性特有のがん検診は、何となく恥ずかしい」と感じている人もいると思います。子育て世代の女性の気持ちに沿ってうまく情報提供し、見つかったときのサポートを含めて、きめ細かくケアすることで、そういったバリアを一つ一つ取り除いていきたいですね。
(原田博子:NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ理事長)
関連リンク
・NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ
・子育て世代の女性特有がん 検診受診率向上プロジェクト
支援や協力の得られる団体
・一般社団法人ピア
・渡辺医院(浜松オンコロジーセンター)
・浜松市役所 健康増進課
・浜松医科大学 産婦人科学教室
スケジュール
以下の予定でプロジェクトを進めます。
| 1月 | 中旬 | プロジェクトチーム始動 ミーティング |
| 下旬 | 30日:子育て支援乳がん検診 | |
| プレ調査開始 | ||
| 2月 | 上旬 | 1日:プロジェクト広報企画開始 |
| 下旬 | 27日:子育て支援乳がん検診 | |
| 3月 | 中旬 | プロジェクトミーティング |
| 下旬 | 27日:子育て支援乳がん検診 | |
| 4月 | 上旬 | 啓発ツールの企画、広報ツール企画 |
| 下旬 | 24日:子育て支援乳がん検診 | |
| 5月 | 上旬 | 広報ツールの作成 配布(〜9月) |
| 下旬 | 29日:子育て支援乳がん検診 | |
| 6月 | 上旬 | 子育てサークル交流会における啓発・広報活動 |
| 下旬 | 26日:子育て支援乳がん検診 | |
| 7月 | 中旬 | プロジェクトミーティング |
| 下旬 | 24日:子育て支援乳がん検診 | |
| 8月 | 上旬 | シンポジウム準備開始 |
| 下旬 | 28日:子育て支援乳がん検診 | |
| 9月 | 中旬 | プロジェクトミーティング |
| 下旬 | 25日:子育て支援乳がん検診 | |
| 10月 | 上旬 | ピンクリボンキャンペーン開始 |
| 中旬 | シンポジウム開催、参加者アンケート調査 | |
| 下旬 | 30日:子育て支援乳がん検診 | |
| 11月 | 上旬 | 地域の大学祭にて啓発キャンペーン |
| 中旬 | 子育て女性の意識調査 | |
| 下旬 | 27日:子育て支援乳がん検診 | |
| 12月 | 中旬 | プロジェクトミーティング |
| 中旬 | 15日:子育て支援乳がん検診 |
このプロジェクトへの連絡先
本プロジェクトへのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
・申請代表者氏名:原田 博子
・住所: 静岡県浜松市中区富塚町1406番地の10
・電話:053-457-3418 FAX:053-457-2901
・E-Mail:pippi@hamamatsu-pippi.net
更新日:2011年04月01日
これまで協働してきたプロジェクトです。
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- 山梨県
- 山梨がん医療の輪
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- 岐阜県
- ICサポーターの養成
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- 愛知県
- 愛知発:ピアサポートプロジェクト
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- 滋賀県
- がん検診受診率向上大作戦
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- 広島県
- みんなで考える乳がんプロジェクト
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- 愛媛県
- 「家族必携」作成と「家族塾」開催
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- 沖縄県
- 「がんかわら版」出前屋






