全国働き世代のがん患者・体験者に対する就労・雇用支援プロジェクト
トピックス
プロジェクト概要
2010年の活動について
活動レポート~地域から生まれる好事例2010~(抜粋版:全国)
活動レポート
・「働き世代のがん患者・体験者に対する就労・雇用支援プロジェクト」参加レポート
私たちのプロジェクトが生まれた背景
2008年3月に、東京大学医療政策人材養成講座4 期生の桜井班が実施した「がん体験者の就労状況調査(N=403)」では、“がん体験者の3人に1人は、転職・離職・失職、4割は減収”という厳しい就労環境が浮き彫りになりました。
就労世代のがん患者にとっては、失職による減収、生きがいやアイデンティティの喪失は、病の告知以上に深刻な問題です。この世代にとって仕事は、経済面のみならず、患者・家族の闘病中の精神的支えにもなっています。
働き世代のがん患者に対する医療・社会的支援は皆無です。とりわけ日本人の90%を占める中小企業勤務者は、声を上げることもできず、泣き寝入りを余儀なくされてしまうのが現状です。
こういった現状を解決するのが、今後の希求の課題です。私たちは声なき声を拾いあげる全国的なムーブメントと、これを中核となって推進する組織体が必要と考えます。
私たちの目標と計画
全国の働くがん患者ネットワークの形成を目標に、全国主要4都市(東京、仙台、神戸、名古屋)で「就労問題フォーラム」を開催します。
働くがん患者の就労相談の場として、「就労サポートプログラム」を毎月開催するほか、2011年には、電話相談事業「就労駆け込み寺」も予定しております。
企業向けに「就労支援ワークブック」を作成し、企業の意識改革を推進します。
これらの目標を達成するために、がん患者とその家族、医療や行政に携わる方、地域住民の方々とつながりながら本プロジェクトを進めていきます。
こんな動きにつなげたい・こんな効果を引き出したい
・がん体験者が“働き続ける”“職場に残る”こと自体が、社会におけるがん啓発、受診率の向上につながります(患者自身が伝道師となります)。
・全国主要都市4カ所で開催する「就労問題フォーラム」に、各回150人の参加者を見込みます。
・患者や企業を対象とした“がん啓発と教育の推進”を全国展開することで、働き盛りの方ががんで亡くなることによる経済的損失の半減を目指します。
・雇用支援の予算増加を追い風に、がん体験者への社会的支援制度の確立を目指します。
私たちに注目してください
私たちは、地域の皆さんとコミュニケーションの場を設けます。インターネットなどを通して発信される私たちの動向に、どうぞご注目ください。
1) 「がん」に関する普及・啓発活動
・「就労問題フォーラム」を全国主要4都市(東京、仙台、神戸、名古屋)で開催します。「就労問題フォーラム」では、がんに関する正しい知識普及に向けた「サバイバートーキングセミナー」を実施し、がんに関する誤解や偏見を無くします。
・がん体験者が“働き続ける”“職場に残る”こと自体が、一般市民への喚起につながり、がん啓発、受診率の向上を導きます。
2) がん患者に対するプログラム:「就労サポートプログラム」
・社労士、産業カウンセラー、臨床心理士、キャリアコンサルタントなどをファシリテーターに迎え、就労継続を希望するがん体験者のサポートプログラムを毎月第二火曜日に開催します。
・個別相談会も要望に応じて開催します。
・復職までの可能にする教育プログラムを4回開催します。
3) 企業・団体に対するプログラム
・企業・団体向けに「がん体験者継続雇用支援プログラム」を開発し、提供します。
・“働き続ける”ことを目的とした「復職支援プログラム」を開発し、提供します。
4) 行政・社会に対するプログラム
・がん体験者の声を束ね、社会保障制度等の提言書を作成し、行政への働きかけを行います(景気回復対策の一環として織り込む予定です)。
メンバーの紹介
本プロジェクトは、私たちが進めます。(かっこ)内は所属を表しています。
・桜井なおみ (NPO法人 HOPE★プロジェクト 理事長)
・柳澤 昭浩 (NPO法人 キャンサーネットジャパン)
・藤原 麻子 (NPO法人 キャンサーネットジャパン)
・松井亜矢子 (NPO法人 キャンサーネットジャパン)
・野中はづき (NPO法人 HOPE★プロジェクト)
・吉田 尚子 (日本経済新聞社)
・本田 麻由美 (読売新聞社)
・和田 耕治 (北里大学医学部衛生学公衆衛生学)
・後藤 悌 (東京大学大学院医学系研究科)
・藤村 真弓 (NPO法人 HOPE★プロジェクト)
・近藤 明美 (NPO法人 HOPE★プロジェクト)
・松村 秀顕 (NPO法人 HOPE★プロジェクト)
・瓜生原葉子 (神戸大学大学院経営学研究科)
・武田 雅子 (株式会社クレディ・セゾン)
・豊嶋 道子 (NPO法人 HOPE★プロジェクト)
・菅原 園恵 (NPO法人 HOPE★プロジェクト)
・長谷川 苗美 (ストレス対処法研究所)
・丸山 里奈 (ストレス対処法研究所)
・山田 幸代 (NPO法人 キャンサーネットジャパン)
メンバーからのメッセージ
仕事はアイデンティティを支える大事なもの
がんになっても働き続けられる環境を作りたい
働き世代でがんになる人は増えているのに、がんになった人や治療中の人の復職プログラムや就労サポートはまったく整っていません。がん患者は、上司や同僚に病気のことを伝えるかなど悩んでいますし、企業もどうやって復職を支えたらよいのかわからない状態です。
私自身、乳がんになって半年後に復職しましたが、通院治療などにより病気になる前と同じペースで仕事ができず、居づらくなって退職してしまいました。仕事を失った自己喪失感は大きく、私にとっては、ある意味がんの告知よりもつらいものでした。
だからこそ、がんの治療中でも辞めなくてよいように、労働者の権利が擁護されていることや、精神的に不安定な時期に判断しないほうがよいことなどを働き世代のがん患者に伝えたいと思います。社会保険労務士と一緒に月1回開いている就労相談も好評ですし、2011年には、電話での相談も展開していく予定です。企業向けには、「あなたの部下ががんになったとき」など具体的な就労支援ワークブックを作成し、セミナーを開く準備を進めています。産業医やがん診療連携拠点病院の相談員の方々にもがん患者の就労問題にもっと目を向けてほしいですね。
(桜井なおみ:NPO法人HOPE★プロジェクト理事長)
関連リンク
スケジュール
以下の予定でプロジェクトを進めます。
| 1月 | 中旬 | 12日:就労サポートプログラム① |
| 下旬 | 22日:プログラムの確認 | |
| 2月 | 上旬 | 9日:就労サポートプログラム② |
| 下旬 | 26日:進捗状況確認 | |
| 3月 | 上旬 | 9日:就労サポートプログラム③ |
| 下旬 | 26日:進捗状況確認 | |
| 4月 | 中旬 | 13日:就労サポートプログラム④ |
| 教育プログラム① | ||
| 16日:進捗状況確認 | ||
| 5月 | 上旬 | 1日:就労問題フォーラム①東京 |
| 中旬 | 11日:就労サポートプログラム⑤ | |
| 下旬 | 28日:進捗状況確認 | |
| 6月 | 上旬 | 8日:就労サポートプログラム⑥ |
| 中旬 | 教育プログラム② | |
| 下旬 | 25日:進捗状況確認 | |
| 7月 | 上旬 | 13日:就労サポートプログラム⑦ |
| 中旬 | 就労問題フォーラム②仙台(もしくは盛岡) | |
| 8月 | 上旬 | 10日:就労サポートプログラム⑧ |
| 中旬 | 教育プログラム③ | |
| 下旬 | 25日:進捗状況確認 | |
| 9月 | 中旬 | 14日:就労サポートプログラム⑨ |
| 就労問題フォーラム③神戸 | ||
| 17日:進捗状況確認 | ||
| 10月 | 中旬 | 12日:就労サポートプログラム⑩ |
| 就労問題フォーラム④名古屋 | ||
| 15日:進捗状況確認 | ||
| 11月 | 上旬 | 9日:就労サポートプログラム⑪ |
| 中旬 | 教育プログラム④ | |
| 19日:次年度に向けた全体会議① | ||
| 12月 | 中旬 | 14日:就労サポートプログラム⑫ |
| 17日:次年度に向けた全体会議② |
このプロジェクトへの連絡先
本プロジェクトへのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
・申請代表者氏名:櫻井 なおみ
・住所:東京都文京区湯島1-6-8 中央自動車ビル7階 CSRプロジェクト事務局
・電話:03-5684-1925 FAX:03-5684-1926
・E-Mail:bze00127@nifty.com
更新日:2011年04月01日
これまで協働してきたプロジェクトです。
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- 山梨県
- 山梨がん医療の輪
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- 岐阜県
- ICサポーターの養成
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- 愛知県
- 愛知発:ピアサポートプロジェクト
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- 滋賀県
- がん検診受診率向上大作戦
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- 広島県
- みんなで考える乳がんプロジェクト
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- 愛媛県
- 「家族必携」作成と「家族塾」開催
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- 沖縄県
- 「がんかわら版」出前屋






